装具装着と保険手続き

先天性内反足

2019年7月にデニスブラウン装具を装着してきました。
もうすぐ2カ月が経過しようという時期です。

装着当時から、装具を着けた足を持ち上げたりしていた娘ちゃんですが
最近では、装具ごと振り回して寝返りとかしています。
頼もしいですね(笑)

今回のエントリでは、装具を着けて気が付いた点と装具代金に係る手続きを記載したいと思います。

デニスブラウン装具を着けて気付いた点

  1. マジックテープ固定式の為、あらゆる生地にひっかかりボロボロになる
  2. 装具の金具が生地に擦れてボロボロになる
  3. 装具を振り回す脚力が付くと、フローリングがボコボコになる
  4. 装具で締め付けるので、あんよの形がちょっと心配

【1:装具のマジックテープで生地がボロボロ】

 しっかり作ってあり、ひっかからなそうですが使用に伴い弱くなります。
 その際、ガーゼケットやベッドの生地がボロボロになります。

 我が家では、靴下のかわりに「チュビファースト」というものを使っています。
 チューブ状のガーゼなので、長めに履かせてマジックテープ部を隠して対処。

【2:装具の金具でで生地がボロボロ】【3:装具でフローリングや壁がボコボコ】

 すぐに装具を持ち上げて振り出します。左右にガンガン、上下にガンガン…(´;ω;`)
 床も壁も生地も傷んでしまいます。

 金具部分をクッション&ビニール製のお手製カバーでガード。

【4:装具の締め付けによる癖付き】

 固定するのにキツく固定する必要があります。
 すると、装具で締めている部分が凹んでしまいます。

 先生曰く、これは仕方ないらしく、むしろ装具をちゃんと着けている証拠とのこと。
 24時間着装が終わってからの自然戻りに期待ですね。

装具代金にかかる還付金の手続き

デニスブラウン装具は、足のサイズを計測してオーダーメイド作成します。
なので、買取です。オーダーメイドなので高いです。
しかも装具屋によって価格や作りが異なります。

通常の診察費や処方箋費だと、「保険証」や「子ども医療証」の提示で
負担分だけを支払えばよいのですが、装具代金は異なり、一時的に全額負担が必要です。
その後、各種申請手続きが必要です。流れ的にはこんな感じ。

  1. 装具代金の100%を一時的に全額負担
  2. 保険組合に医療費支給申請を行い、8割前後を還付
  3. 残額を「こども医療費助成」に申請、残りの2割を還付
  4. 自己負担額 \0

この時、絶対に気を付けたいのが
添付する領収書や診断書(意見書)のコピーを取得しておくことです。
2の保険組合の申請時に原本が必要ですが、3の申請時にコピーが必要です。
保険組合から原本を取り戻すのは、困難を極めるケースが多く、
返却しませんと明記しているところもあります。
装具屋さんのお話では、コピーとってなくて残りの2割は諦めるケースもあるそうです。

デニスブラウン装具を作成される親御さんは、お気を付けください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました