男性としての育児休業に対する葛藤

人生2度目の育児休業の為、本日が最終出社となりました。

ギリギリまでHinemos構築して、監視設計の思想とか引き継いできました。

今年度いっぱい(来年3月末)まで休業することで
有給休暇が消滅してしまう為、対策で5月は有給消化しつつ、産前付き添い休暇です。

赤ちゃんスペースの場所確保や、ToDo事項の整理などに使いたいと思います。
あと、臨月に入っている配偶者の代わり。つまり家事諸々。
ごはんも任せきりだったし、再開しないと。

育児休業取得の葛藤

育児休業の決断をするにあたって、やはり葛藤はありました。
 「キャリアストップするし、今年&来年の昇給査定がなくなる」
 「2度目の育休取得だから、リスク社員扱いになるかもしれない」
 「(転職の選択肢を残すとして)職務経歴の空白ができる」
 「中途組みでは、もっとも出世中。休業で追い抜かれる」
などなど。全部個人の主観に限った話ですが。

決断に至った決め手

では、何が決め手になったのか。
上記の葛藤は全て、これが解決の基礎になっていると思います。

自分が育児に関わりたいから

この言葉には、育児の作業だけではなくて、
例えば、ただずっとソファに並んで一緒に座っていること
例えば、朝の時間に追われることなく子どもとゴロゴロすること
例えば、仕事のストレスがないことで優しく子どもに対応できること
…そんなたくさんの育児があり、小さなことですが育児のひとつです。

これらは、1回目の3か月の育休で学んだことです。
全ての葛藤を大した問題にしないくらい魅力があります。

もう一つ、葛藤に答えを出している基礎があります。

「育休を取らない選択により、出世が確約されるものではないから」

つまり、キャリアはストップしないけど昇給する確約なんてありません。
つまり、既にリスク社員であったり、仕事のミスでリスク社員になる可能性はあります。
つまり、職務経歴に空白を作らないことで、あるかわからない転職が有利になる確約なんてありません。
つまり、中途組みの人間をずっと引き離していられる確約はありません。

葛藤に対して、「育休を取らない」ということは何も確約できないんです。
端的に表現すると、何も価値がないということになります。

なんて無駄な事で悩んでいたんだろう。
何も確約できないなら、自分がやりたいようにするしかないじゃないか。

育児に関わりたい、子どもと一緒にいたい。

全ての葛藤や迷いを吹き飛ばしたのは、これでした。

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