今回は、車両整備のエントリです。
以前から発生していたんですが、エンジンヘッド部からのオイルにじみの対処を行いました。
(実は車検の際にも滲んでたんですが、汚れ清掃だけして車検通過したのはヒミツ)
用意した部品
11213-28021 シリンダヘッドカバー ガスケット 純正単価:JPY 1,015 (税込)
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利用サイト: https://partsfan.com/search/jp/
作業概要
- エンジンカバーはずす
- プラグキャップをはずす
- エンジンヘッドをはずす
- ガスケットを交換
- ガスケットシールを塗布(これは念のため)
- 組付け
やってみた
エンジンカバーは2つのボルトを外せば取れるので難なく。
カバーを開けると出てくるのが、4つのプラグキャップです。
エンジンヘッドを開けるには、はずす必要があります。
が、このプラグキャップには電装ケーブルがカプラー接続されており、
取外しの際、エンジン熱による劣化でカプラー破損する事例が多いようです。
私も1個、固定用の爪が折れちゃいました(;´Д`)キヲツケタノニ
ちなみに、抜いたプラグキャップが何故かオイルで濡れていたことをご報告します。
(プラグキャップ側にもエンジンオイル、漏れてたってことですね)
めげずにボルトを外して、エンジンヘッドカバーを開け…開かない。
これまでの熱などで固着してることが多いです。
揺らす感じやプラハン等を使ってあげれば外れてくると思います。
この時、横着して吸気系のパーツは取り外していない場合、ヘッドカバーと少し干渉します。
斜めとか駆使すると、はずすことはできますが…。
無事にカバーを開けると、シリンダーヘッド部とご対面です。
カムシャフトって好きな部品の一つです。
今回、用事があるのは赤矢印の子。
ゴム部品のはずですが、経年や熱で硬貨してプラスチックのよう…。
ただ、破れやヒビは発生してませんでしたね。ちょっと感心しました。
ガスケットを交換して、念のため道具箱にあった残りもののガスケットシール塗って組付けです。
その後、数時間置いてエンジン始動しましたが問題なく、数十キロの試運転でも問題ありませんでした。
備考
シリンダヘッドカバー取付時のトルク一覧
基準値:
T=11N·m{112kgf·cm}(ナット)
T=11N·m{112kgf·cm}(ボルトA)
T=14N·m{143kgf·cm}(ボルトB)
車屋さんにお願いすると工賃は5000円程度みたいですね。
エンジンなのでデリケートな部分ではありますが、シリンダーより上ならDIY派です。
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