Raspberry Pi 無線LANの接続設定方法&トラブルシュート(CLI版)

PC/IT関連

初期セットアップ時、いつも有線LANを使ってしまい
いざ無線LANの際に調べなおしてるので、備忘録としてまとめます。

GUIであれば、マウスクリックで余裕ですが
小さく作りたい時は、RasbianのLite版を使いたくなります。
コマンドラインから無線LAN設定をしていこうって記事です。

Raspberry Pi3 以降をお使いであればraspi-configからやった方が早いです。
この記事は、Pi2以前で無線USBドングルを使った場合を想定しています。

前提とする環境情報

  • Raspberry Pi OS (32-bit) Lite
    (version:May 2020 / Release date:2020-05-27)
  • 無線LAN子機をUSB接続
    (Raspberry Pi2 で構築した為)
  • Wi-Fiテザリングを行える別端末がある
  • wpa_supplicantを使って接続する
  • 一時的なのでWi-FiテザリングのステルスSSIDやパスワードは設定無し

やりたいこと

  • Rasibian OSのLite版でスマホ等のテザリング共有に接続したい
  • 初期セットアップして、apt-get updateしたい
  • 既存のインターネット固定回線がない中でセットアップしたい

最近のお約束

  • /etc/network/interfaces は変更しなくなりました
  • ネットワーク設定で触るファイルは以下の2つ
    /etc/dhcpcd.conf
    /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
  • 無線(wlan0)の上げ下げは、ifdown/ifupを使わない
  • 基本的にsystemctl

設定方法

1.USB無線子機を接続する

2.wpa_sapplicant.conf を編集して無線LAN接続設定

無線LANを扱う場合は、おなじみの設定ファイルです。
こちらに記載を行っておくことで自動で接続を行ってくれます。

今回は一時的にインターネットに出るって目的で
パスワードは未設定&ステルスSSID未使用で行きますw

sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
country=JP
network={
ssid=”myhome_ssid” ← 接続する予定のWi-FiのSSID
#psk=”xxx...xxx” ← 元のパスワード。※※※最後に消す※※※
psk=yyy...yyy ← 暗号化されたパスワード
key_mgmt=NONE
proto=RSN ← WPA2の場合はRSN、WPAの場合はWPA
pairwise=CCMP
group=CCMP
priority=0
}

3.dhcpcd.conf を編集してインタフェースの設定

4./etc/network/interfaces は触りません

5.wlan0インタフェースの操作

6.やりたければ再起動

うまくいかない場合の確認方法

  1. /var/log/syslog を見る
  2. systemctl status wpa_supplicant
  3. systemctl status dhcpcd
  4. systemctl status network?
  5. netstat -nr
  6. rfkill list all
    >Wi-Fi is currently blocked by rfkill.>Use raspi-config to set the country before use.
  7. ip link set wlan0 up/down

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